契約不適合責任の免責(取り壊しを前提とする場合) ID-417

売買

本件土地上の建物は現に雨漏りも存在するなど、各箇所に経年変化等による老朽化が著しく進んでいるものであるが、買主は本件建物を取得後すみやかに取り壊すことを目的として購入するものであり、居住目的で購入するものではない。そのため、売主は建物取壊料として売買代金から金○○万円を値引きしている。従って、本件建物に不具合や居住に適さない状況があるとしても、それらは契約不適合に該当するものでなく、買主は、売主に対し契約の解除、修繕請求等の追完請求、代金減額、損害賠償請求等の法的請求及び金銭的請求をなしえないことを確認する。

放射能 ID-412

売買

本件土地の放射線汚染の可能性についてお尋ねがありましたが、本件土地は強制避難区域、計画的避難区域、避難準備区域等の放射能汚染による現時点の公的危険区域には該当しませんが、専門家による調査は未了と聞いています。放射線汚染の危険性の評価には現時点で個人差があるので、公的機関に相談の上、納得の上で購入されることをお勧めしたところ、買主様において調査・確認の上、納得の上で購入されるとのことであるので、本売買契約を締結するものであります。今後、本件土地及び周辺土地の放射線汚染問題に関しては、隠れたる瑕疵に該当するものでなく、売主、仲介業者に一切の法的請求をされないことを念のため確認頂きます。

軟弱地盤・地盤補強 ID-410

売買
  1. 本物件は新規造成地で地盤が軟弱である可能性があるところ、地盤調査未了のため地盤改良を要する可能性があるので、本物件上に建物を新築するに際しては買主の費用負担で地盤調査をするものとする。
  2. 買主は、仮に買主が地盤調査を実施しない場合でも、建築施行業者により買主の費用負担で地盤調査を求められる可能性もあることを確認する。
  3. 上記地盤調査の結果、 地盤改良工事が必要となった場合の工事費用は買主が負担するものとする。
  4. 売主と買主は、以上の点を種々協議して、本物件売買契約では本来の価格から○○○万円を値引きしたことを確認する。したがって、買主は本物件に地盤改良工事を必要とする場合でも、本件物件の隠れたる瑕疵に該当するものでなく、買主は売主に対して一切の法的請求、金銭的請求をなし得ないことを十分理解の上、本物件の売買契約を締結するものであることを確認する。

ゴミ置場 ID-402

売買

買主は上記の土地のうち約○○㎡(別添地積測量図赤斜線部分)はゴミ置場部分であることを確認する。

売主分契約書はコピー ID-399

売買

売主、買主は売買契約書の作成通数について「2通」を「1通」と読み替え、買主が原本を保有し、売主はその写しを保有するものとします。

都市計画道路(事業決定) ID-395

売買

本物件東側公道は都市計画道路(路線名○○線、幅員○m)の事業決定がなされており、道路が拡幅されます。道路完成後は交通量の増加が見込まれ、騒音、震動、臭気等の影響が出る場合があります。

庭木と庭石 ID-390

売買

売主は、本物件土地上に存する庭木及び庭石の全部または一部を、任意に搬出することができるものとする。この場合、売主は自己の責任と負担で、庭木および庭石の搬出後の埋戻しを行うものとする。なお、本物件引渡し後、前記庭木および庭石が残存する場合、売主はそれらの所有権を放棄したものとし、買主がその費用で任意に処分しても売主は異議を述べないもとする。

産業廃棄物処理施設 ID-388

売買

本件土地の南東200m付近に別添地図のとおり産業廃棄物処理施設があります。廃棄物処理大型車が頻繁に同施設に出入りがあり、 同車の走行の際の騒音や環境問題に対する感覚や諸施設に関する印象は個人差があることを説明の上、買主及び家族自らにおいて出来得る限り現地体験、確認をすることを勧めたところ、買主は自らの意思で家族と共に現地において納得のいくまで実体験、確認し、また、産業廃棄物処理施設の日常生活や環境等への影響等については○○市環境課に自ら出向いて確認頂いており、買主は本件土地の周辺環境を自ら認識、承認の上で本件売買契約を締結するものであることを確認頂きます。

契約の一体性 ID-385

売買

本契約は、○○○と○○○との間において○○年○月○日付売買契約と不可分一体の契約とし、一方の契約が不成立となった場合には本契約も失効するものとします。

電柱及び信号機 ID-383

売買

買主は、本件土地に隣接して東側すみ切り部分に電柱及び信号機があり、また南側道路部分に電柱及びその支線があることを確認しました。