老朽化による修繕 ID-34

賃貸

本物件は老朽化が著しく、建物の部材や設備等に経年変化による劣化がみられる。借主はこれを承諾の上、本物件を借り受けるものとし、雨漏りやサッシの不具合など賃貸借契約の目的が達せられない場合を除き、建物の修繕を要求しないものとする。

老朽化した建物を買主側が購入後に解体 ID-64

売買

本件土地上の建物は現に雨漏りも存在するなど、各箇所に経年変化等による老朽化が著しく進んでいるものであるが、買主は本件建物を取得後すみやかに取り壊すことを目的としており、居住目的で購入するものではない。そのため、売主は、建物取壊料として売買代金から金〇〇〇万円を値引きしている。従って、本件建物に不具合や居住に適さない状況があるとしても、それらは隠れたる瑕疵に該当するものでなく、買主は売主に対し法的請求及び金銭的請求をなしえないことを確認する。